防音壁そのものにも問題

4月29日未明に発生した藤岡インター付近での防音壁衝突事故について。ツアーバスの運転手の居眠りが原因という報道は事実だろうが、軽量化したバスの安全性を指摘する記事も新聞各紙で見られた。だが、どの新聞を読んでも防音壁そのものの危険性を指摘していない。バスが防音壁にぶつかって見事なまでに突き刺さるその構造が事故を拡大させたこともまた事実であるのに。そもそも想定外のことが起きるのが事故。90度近い角度で防音壁にぶつかることだって考えられるだろうが、斜めにぶつかっていくことは当たり前。想定内でなければならない。突き刺さらずに斜めにはじき返されるとエネルギーはもう少し穏やかに分散吸収されたはずだ。斜めにぶつかって突き刺さらない・あるいは突き刺さりにくい構造ぐらいプロの設計者でなくても簡単に設定できるだろう。そういう認識がないことが問題と思う。居眠り運転はダメだが、つまり、ガードレールと同じで道路の構造的な欠陥による責任を関係当局が問われても仕方がないことになる。

Filed under: ひとりごと… — Hideki Kashiwa 9:50 AM
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