バイクライディングは奥深いなぁ。

本当にバイクライディングって難しい。1と1をプラスすると2という答えが出て来ないことが多いし、2以外も正しいことが多い。ピカソの絵を見て、モーツァルトを聴いて人それぞれ感じ方が異なるように、乗り方を私が丁寧に提案しても、その解釈は微妙に異なっていたり、実際にやってもその差がでてしまう。1といっても1ミリの感覚は異なるし、それも1ミリを1秒で動かすのかどうかという時間概念まで入ってくるとさらにややこしくなる。絵や音楽の鑑賞で怪我をすることはないが、バイクライディングはリスクをできるだけ低減させつ自分の動きを創作するスポーツだ。タイム短縮や成績を出すだけがライディングスポーツではない。そして他のスポーツと異なり、ゆっくり丁寧にやった方が、創作プロセスがもっと末長く安全に楽しめるものだと思う。早く上手くなりたければ、サーキットでも公道でも明確にテーマを絞り、「ゆっくり正確に何度でも!」がキモになると心から思う。

Filed under: ひとりごと… — Hideki Kashiwa 10:28 AM

トライカーナ講習御礼&レポート

11月6日に328回の講習を受講された方、御礼申し上げます。わずかに降ったり止んだりの雨の中でも皆さん、元気に走って、きっちり進化していましたね。講習終了時のカルテでもアドバイスを差し上げましたが、ここで改めて全員にワンポイントアドバイス。プライバシー保護のため受講生の氏名は短縮。ご了承下さい。先頭はまずヤエトモさん、上手いのにいつの間にかフォームが変形。基本の美しいリーンウィズに戻っていただきました。ドイマサさん、クラッチ操作レベルアップしましたね。でも、トライ2でやや多用気味。治しましょう。コハマサさん、もっと大胆に瞬間バンク&舵角旋回を狙いましょう。コバヤスさん曲がりきってからスロットルできましたね。でもトライ2での平常心欠如を治してね。マルユウさん、きっちりダッシュと減速いいですね。今後はもっと小回り目指しましょう。テラタカさん、ダッシュ力とブレーキはいいけど、基礎は出来ているので滑らかさ優先です。カゲマリさん、安心感アップしていますが舵角を使ったより正確なターンのために微妙な半クラ技術を向上しましょう。カゲマサさん、もっと直線部分を増やすように、ターンは曲がりきるまで「待つ!」直線こそダッシュもブレーキも効率がいいのだから。オカケンさん、メリハリでていましたよ。あとは首がしっかりと回るように。余裕の目安です。サクマサさん、簡単ではないバイクですが、クラッチ切りすぎに要注意。直線での練習をもっと。ヨネヒデさん軽いバイクこそもっと脱力&丁寧に。速く走ろうとするよりもゆっくりで正確にやってください。ウエトオさん、もっとリーンウィズ基本を維持し、直線で冷静な基礎練習を!オガユウさんメリハリは出ています。もっとリーンウィズやリーンアウト、リーンインなどしなやかに大きく動けるように。これで安全マージンを確認します。カシノリさん、もっと強くフロントブレーキ。リヤは逆にもっと穏やかに。カワジュンさん、きっちりとやっていました。オフ車だからスタンディングでもやってみてください。ゆっくりでフルステアターンにも挑戦しましょう。そのほかワンショットのハタユミさん、基礎の取り回しやブレーキなどをしっかりやれば、バイクはさらに安全で楽しくなりますよ。ホリマサさん、センスいいですね。あとはポイントを掴んで正確に,より美しく。上手さが楽しさと安全な速さを自然に生み出します。マチカズさん、できたらもっと基礎の取り回しやブレーキ講習も受けてください。飲み込みは早いので、きっと一気にレベルアップされると思いますよ。

また、みんなで笑顔いっぱいで練習やツーリングを楽しみましょう。

Filed under: ひとりごと… — Hideki Kashiwa 8:26 PM

人生、思い立つ日が最良のスタート日!

バイクのライディングレッスンをしていて、何が嬉しいかというと人生の先輩達が私のスクールに来てくれて、一からバイクを始めてくれて、着実に上手くなって行く姿を見ること。クルマもバイクもかつて一度も操ったことがない、60歳を超えてからの受講生がいます。その方はまだ数回しか来ていないのに着実に上達してくれています。速さよりも確実な操作能力を優先してくれるので、本当に危なげないのです。そして上達して行く自分を実感して、その方はすごく嬉しそうです。

バイクは凄い動力性能があるだけに、一瞬で危険な状態に遭遇します。ですから、具体的に路上にある無数の「危険の正体」をお伝えして、理解し、対応できる能力を習得していただきます。上手くなる途中でも安全性は絶対に確保しなければならない。上手くなってからでは遅いのです。たとえばUターンは、上手くできなきゃ降りてやればいい。ブレーキは、上手く短く急に止まれないなら早めに掛ければいい。そんな人が乗っては行けないといっても免許を持っているのだから、具体的にそんな対策方法を提案し、実践していただくしかない。そんな中から、それでも進化してもらえる内容をレッスンプロとして提案し、やっていただく。

バイクという素晴らしい乗り物で怪我をしない、させない。すべてのライダーがそうあって欲しい。自分もそうありたい。

Filed under: ひとりごと… — Hideki Kashiwa 10:16 AM
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