一期一笑で素敵な2011年を!

2010年はあっという間に過ぎた。大好きなバイクでいろんなことが出来た。

とりわけ嬉しいこと、それは私のスクールを受講してくれている
皆さんの笑顔とセットのレベルアップだ。
だから、2011年のテーマは、「一期一会」ならぬ
「一期一笑」(これも、いちごいちえと読めます)
で行こうと思っている。
人生はたった1回、二度と後戻りできない。だから
できるときにちゃんとやる!
ライディングテクニック伝授は大切だけど、
加えて皆さんと一緒にいる時間を大切にしたい。
大切にすることとは、ともに笑顔で楽しい時間を過ごすということ。
真剣にバイクライディングを探求しながら、
しかも笑顔というのは無理と思われるかもしれない。
でも、それは可能であることをつくづく感じている。
私のスクールに大いに縁がある方も、縁がないライダーも、
是非とも笑顔で大切な2011年をお過ごし下さい。
皆さん、良いお年を!
Filed under: ひとりごと… — Hideki Kashiwa 6:50 PM

埼玉県とホンダの次世代パーソナルモビリティの社会実験の次のお話し

ホンダが埼玉県との共同で次世代パーソナルモビリティの実証実験計画を発表した。将来の低炭素モビリティ社会実現に向けた効果検証を「さいたま市」「熊谷市」「秩父市」で行うというもの。乗り物はEV、プラグインハイブリッド車、電動二輪車EV-neo、電動カート「モンパルML200」などの電動車両を用いての実用性・利便性の検証、さらには太陽光発電など再生可能エネルギー活用の効果検証、そして情報通信技術の活用による使い勝手や利便性の検証というもの。この12月15日からすでに北米カリフォルニア州トーランス市で実証実験を開始しているというが、国内でもほぼ時を同じくして実際に埼玉県と取り組むという積極的姿勢をみせたことは実に素晴らしいと思う。

ニッサンと三菱はEV車販売を始めたこともあって、充電サポート体制についてお互いの販売店レベルでの連繋充実を促進することになっているが、これがこのたびの埼玉県とホンダの実証実験の中に絡まればいいのに、と思った。家庭外での充電インフラについて埼玉県が全国に先行して充実させれば、EVのクルマやバイクの普及率は一気に高まるのではないか。世の中、電動自動車や電動バイクへの不安は「電池切れで走れなくなる」という不安だけ。充電システムさえ充実すれば、世の中は動くのではないか。もちろん現実的にはホンダ製EV車は現在のところ販売されていないのでこれはありえないのはわかっている。でも、たとえばホンダと埼玉県が負担するコストを国が肩代わりすれば、個別の自動車メーカーの損得の話ではなくなる。本来これは各自動車メーカーといった民間ではなく、国が率先してやるべきことではないか。国がそこまで力を入れていることを国民が実感すれば、もっと効果的な次世代へとシフトできると思うからだ。モタモタしていると他国にどんどん置いて行かれてしまう現状を実は国がイチバンわかっていないとさえ思う。2輪のEVにしても、家庭や勤務先だけではなくバイクの販売店で充電できるようになる日も近いだろう。すでに一部では充電コストをガソリンスタンドの会社が持ち出しで試験的にやっているところさえある。しかし、さらに大切なことは自動車のディーラーに行っても2輪EVの充電ができ、高速道路のSAやPでも4輪・2輪の区別がなく充電できるシステムが早く訪れると良いのにと思う。そして、2輪4輪の隔てがなく、どこでも自由に充電できることで新たなビジネスチャンスが生まれるのは間違いなしと思うのだ。2輪用と4輪用の差し込みプラグの形状などについての整合性の他、充電に要する時間の短縮などは技術的に克服すべき要件のひとつだが、充電完了まで待たなければならないユーザーは読書や映画鑑賞やショッピングなど時間を有効利用できるなら良いともいえるわけだ。否、急いで充電することではなく、充電時間を有効利用する価値観のシフトも視野に入れるべき時代がもう訪れている。ホンダのEVバイクがトヨタのディーラーで充電している最中に、「はい、トヨタ・パブリカ800レトロ風電動車お買い上げ有難うございます」となってもいいし、ニッサンの電動車リーフに乗るユーザーがヤマハのバイクショップに行って充電している最中に「電動モトクロッサーお買い上げ!」となる日がくるかもしれない。イトー◎ーカドーで1万円以上お買い上げの場合、充電器無料使用可能とかのサービスがあってもいい。電動になると「クルマ屋さん」「バイク屋さん」「ガソリンスタンド」などという区分けは意味がなくなる。白物家電以上に「動く電気製品」は未来へのワクワク感が大きい。少なくとも私はそんなイメージで広がって欲しいと思っている。

Filed under: ひとりごと… — Hideki Kashiwa 7:03 PM

砂漠の友!

ロスから電話がかかってきた。1996年のパリダカに参戦した時に私があと200キロちょいでダカールの海にゴールという時にエンジンが軽油混じりでリタイアしちゃって、最後まで走りきったAさんからの電話だった。そこまで日本人ライダーで残っていたのは私と彼だけだったので、交わす言葉は少なかったけれど感慨深いものがあった。翌年の1997年は私がゴールして、彼は残念ながらリタイアだったという記憶ぐらいで、それっきりだった。で、13年ぶりにわざわざアメリカから電話をしてきたので何か特別な用事なのかな、と思ったら単純に私のHPを読んで懐かしくなったので電話してみた、と彼はいうのだ。年に1度のペースで日本に帰るらしいから、帰ってきたときは会おうよ、ということで電話を切った。といっても20分以上の長話だったけど。
電話を切ったあとで、砂漠で走った彼のことを思い出した。抜きつ抜かれつの時もあったし、キャンプで話をしたこともあった。遠い記憶も、声を聴くとスッとあの時のさまざまなシーンが蘇ってくる。
正月というと年賀状もそんな「人と人との気持ちの交流」に役立つけど、電話でお話しをするともっとイイ感じかな。再会したらさらにイイ感じ。これから先の人生で、再会が一体何人の人とできるかわからないけれど、「おお、会おうよ、今からすぐ? いいとも!」なんて感じで付き合いを大切にしていけたらと思う。

Filed under: ひとりごと… — Hideki Kashiwa 5:51 PM

これからお出かけ?

スクールやツーリングから帰ってきてすぐにバイクを磨くことがあるけど、さすがに秋冬だと夜は寒いので翌日以降に磨くことが多い。秋冬の午後の暖かな日差しの中でのんびり磨くのも私の楽しみのひとつだが、磨いているときにいつも声を掛けてくれる女性がいる。ヨタヨタした感じの歩き方で齢は還暦をとうの昔に過ぎちゃっている感じの人なのだが、いつもとびきり上等なニコニコ笑顔なんだ。気がついたら自分までニコニコしちゃっているぐらい伝染力が強い。しかもかならずと言っていいほど愛車を褒めちぎってくれる。「いいねえ、いつもピカピカ光っているねえ」「綺麗になるねえ」「いつ見ても大きいバイクだねえ」「凄くカッコイイねえ」「色がいいよねえ」「今日はこれからお出かけ?楽しいでしょ?」などなど。私は私で「気をつけてお出かけ下さい」などと手短に返答しているが、あるときバイクメーカーから借りてきた広報車両を磨いていたら、「バイクは乗り換えたの?」という。パッと気がついてくれるなんて凄い。ちゃんとバイクのこと、見てくれているんだな。うわべだけの挨拶ではないんだな、と思った。そんなおばあさんと、ニコニコ嬉しくなるような素敵な挨拶がいつまでも交わせるといいなあ。

Filed under: ひとりごと… — Hideki Kashiwa 9:04 PM

コーナリングの前にやるべきこと:その2

「水曜日はどうでしょう?」というフレーズが好きなので、ときどき水曜日もオンロードのスクールを開催している。で昨日の場合、普段は大型スーパースポーツ車に乗っている人が、セカンドバイクの250ccオフロード車で受講してくれた。オフ車はサスストロークが長いので前後の姿勢変化が大きく、軽量なので左右への挙動(動き)もシャープに反応する。ということはカーブ手前やコーナリング中の動作がすべて走り方に表れやすい。つまり、ごまかしが効かないともいえるし、絶対速度が高くなりにくいのでオンロード走行の練習にも適している。

その受講生は、私が提案した簡単で誰でもできるオーダーを、その通りにやらなかった。カーブ手前で少ししかスピードを落とさなかったのだ。速度を落とさないと、合理的とは思えない走行ラインになったり、ふらついたり、ぎこちないライディングフォームなどになって表れる。転倒という事態を招く場合もある。そういった「あやふやで危ない」ことを10年乗っても10万キロ走っても積み重ねにはならない。余裕のない速度選択、根拠のない適当なギヤ選択、もっとも安全で練習にもなるはずの推奨走行ラインの無視、動いているつもりで動いていないフォーム(目線、上体、腕、下半身)などが「あやふやで危ない」走りとなって表れる。

ライディングスポーツとは無理なペースで飛ばすことではない。無理はハラハラ・ドキドキのスリルを生むだけだ。命はひとつしかないからそれは避けたい。むしろその逆に、「あやふやで危ない」ことを避けて具体的なテーマをひとつに絞って段取りよく、あるべき姿、やるべきことを意識化して「ゆっくり走れば」もっと合理的に上達過程が楽しめるのだ。乗り方が着実に進化していく過程を楽しむことが本来のライディングスポーツなのだから。簡単に言えば、飛ばさない方がバイクは早く上達するのだ。そのために「体」と「頭」と「適切な練習方法」の3つが重なるようにセルフチェックできるポイントを把握すること。それも走行前後の確認だけではなく、走っている時にリアルタイムで修正が効く練習・あるいは走りながら進化していくバイクとの接し方:そのまま退屈しない移動:それがルー大柴的に言えば「エニータイム・エニーウエアでニコニコ・ワクワクなランにジョイントする」のだ。バイクがアーダ、走りがコーダと悩む前に簡単なことを、焦らず着実に、サイエンスを用いて進めることだ。

その受講生は帰りの休憩時に「もっと謙虚に、ゆっくり、正確に走らないと」とテレ顔でポツリ。いい顔していた。

Filed under: ひとりごと… — Hideki Kashiwa 8:52 AM
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