貴方には無限の可能性がある。

バイク雑誌の原稿を書く度に表現って難しいと思う。たとえばライテク。派手なことをやるためのノウハウの方が受けがイイ。でも、ライダーがいつまでも安全に楽しく乗り続けるためのノウハウを伝えることこそ私の役割だ。いつまでも安全に乗り続けるため:幸せに乗り続けるため:つまり幸せになるためのバイクライフにはやはり基本テクが欠かせない。でも基本はどんなスポーツでも凄く地味で、退屈に思いやすい。特に初心者は「すぐに上手くやれるのに」なんて思うもの。昔に卓球部だった頃も、野球部だった頃も、素振りばっかりだった。バイクライディングは他のスポーツと異なり、ワンミスで大怪我や取り返しのつかない事態になりやすい。バイクの性能が良くなって、誰でもスイスイ曲がれてしまうから「上手くなった」と錯覚しやすい。飛ばせると気持ちが良いから「地味な基礎テクには目を向けない」。でも、結局は基礎ができていないのでレベルアップせず、楽しさも広がっていかない。そして、むやみに飛ばすだけのサイクルが続く。本当に価値あるテクニックとは、無理に飛ばさなくても、むしろゆっくりでもバイクのダイナミズムが感じ取れることだ。自分がそれによって生きている実感を、風とともに全身で大いに浴びることなのだ。人に速いとかカッコイイとかをアピールしなくても、認めてもらわなくても充実したひとときが大好きなバイクで実感できることなのだと思う。そのためのライディングテクニックはけっして難しくない。とてもシンプルな原理・原則を繰り返しチェックして、バイクと対話し、体で感じ取って、簡単に思えることだけでいいから楽しく基本の練習を続ける。たったそれだけのことだと思う。ライテクに終着駅なんてない。そして貴方には無限の可能性がある。

Filed under: ひとりごと… — Hideki Kashiwa 9:13 PM

11月22日はマン島TT男とパリダカ男の激突トーク

11月22日は是非来て欲しいトークショーがあります。参戦者のみ入手できる激レアなパリダカ映像を柏秀樹が実際の完走経験をもとに熱く解説。司会はマン島TTレースに参戦した松下ヨシナリ氏が担当。どっちもこの上なく危ないレースだけど、バイクがひたすら好きで仕方がない二人の男が、バイクにまつわる深〜いお話しをからめながら楽しくトークします。

http://www.pair-slope.co.jp/000-LIVE/0-m.htm

ということで主催はニッポンのライディングウエアをちゃんと考えて作るペアスロープさん。

お待ちしています。

Filed under: ひとりごと… — Hideki Kashiwa 11:24 AM

タイヤの持つチカラ

来週末はメッツラーの新作タイヤ:スポルテックM5インタラクトのテスト走行開始。トータルバランスに優れるメッツラーだけに期待でワクワクしている。スポルテックM1時代から高い接地感、上質な乗り味そして優れたウエット性能というウエルバランスのタイヤで大ファンだった。もっとさかのぼると1970年代からすでにメッツラーのファンだったけれど、ミミの部分が硬くて自分でH型アルミリムに組み込むとき、大汗をかきながら作業した。日本製よりもこの点が明確に違っていた。象さんマークもいいんだよね。ちなみにBS、D、Mなどもそれぞれに魅力があるのは確か。バイクと乗り手とタイヤ銘柄という3つの組合せだけではなく、空気圧という次元も関連している。タイヤ1つで乗り味が大きく変わるバイクって本当に面白いと思う。

Filed under: ひとりごと… — Hideki Kashiwa 12:17 AM

10月20日水曜日。ビギナーの方、お待ちしています。

「スクールは上手くなってから」「迷惑をかけるから」などとためらっているバイク初心者の方、いえいえ逆なんです。ハラハラドキドキせずに、すこしでも早く「安全で楽しくなるコツ」を掴んでいただきたい。癖が付いてからではなかなか直せないんです。ビギナーのウチに無理無駄ムラの走りがどんなものか具体的に知っていただきたい。付きそうになった癖を簡単に直せるという事実も実感していただきたい。

この絶好の秋空の下で、ニコニコ楽しく走りましょう。教習所のようなクローズドコースにはクローズドの良さがあり、ツーリング形式の練習にはツーリング形式ならではの魅力がたくさんあります。実践で役立ってこそのライテクですもの。

ん?ベテランの方、はい、きっと知っているつもりで知らなかったことや出来ているつもりで出来なかったことがわかって、バイクがきっともっとうんと楽しくなることでしょう。たとえば本当に滑らかな上質な走りの価値ってことなど。

Filed under: ひとりごと… — Hideki Kashiwa 10:02 AM

これはなんて言うの?

09年11月にタイ・チェンマイへ林道ツーリングして2日目の小さな町へ晩飯を食べに出たら、へんなものを売っていた。写真を見ても何だかわからないでしょ。要は熱気球の小型円筒形。燃料は旅館で食事の時にテーブル上で魚を焼く時に使うアレですよアレ。で、熱で温まった空気により紙でできた四角い気球を押し上げ、約100メートルぐらい上空に上がり、ゆらゆらと5分以上も降りてこない。初めて見たときは宗教的なものか、と思ったけど。で、その名前がわからない。なんて言うんだろう。日本未確認飛行物体でこれをやったら、お化けか火の玉かと絶対に大騒ぎになるので、よゐこはやらないように。

ps:コムローイというらしいです。

Filed under: ひとりごと… — Hideki Kashiwa 1:01 PM

arigatou!

東海・関西KRSで嬉しかったのは福山、山口、高知、京都から受講のために来ていただいたこと。それだけライテクについて明確な意思:向上心をお持ちということ。そのために私の講習を選んでいただき光栄に思っています。岩国から来てくれた人は、私が少年時代に入りびたっていた三福輪業というバイクショップで買ったという。懐かしいなあ。1970年頃は基地の兵士がこぞって話題沸騰のCBを買っていました。三福輪業に入ったCBの点検、最終確認の名のもとに僕はCBに片っ端から乗った。その多くは大粒のキラキラでド派手な色のラメ塗装。ナンバープレートは外人登録Aの文字付。柏少年がそれで走り回っていたわけです。今の柏 秀樹がチェックすると下手くそだったんだろうな。約40年前の話です。そんなことを思い出しながらあっという間に2日間が過ぎたのでありました。ビッグマシンの梶編集長にも二日間付き合っていただきました。夜の小宴会も楽しかったです。
いろんな形でライダーと出会うことが出来る。ライテク講習が目的だから、それ以外のお話しをする時間は少ないけど、だからこそ凝縮された、なんだかとても温かなひとときを感じることがあります。緊張していた顔が一瞬、ニコッとなることだってあるし、以心伝心ですごく安全率が上がったり、スタイリッシュな走りに変貌する。そのお手伝いが出来ることがとても幸せです。

Filed under: ひとりごと… — Hideki Kashiwa 7:34 AM

タイガーのシートを新作!

ひさびさにCDを買った。スーパーフライだ。ワイルドフラワーという曲が好きなので、明日からのKRS東海・関西の移動中に何度も聞いちゃおう。もともと大黒摩季とか元気がモリモリ湧いてくるパンチのある歌声が大好き。で、ワイルドフラワーを聴きながら、野口装美の野口英一社長に電話。そろそろアルカンターラのシート表皮に換装したいんですけどと言って、もちろんシート高の若干のアップや中身についてもいろいろオーダーを出した。だから仕上がりがとっても楽しみというわけ。

クルマのシートもそうだけど、ライディングに直結するもので、しかも長時間のライディングになるほどその差が生まれるもの。集中力を落とさないための、いうなればシートは安全快適のための重要な道具ともいえる。もちろん正しい姿勢があってこそのライディングという視点も忘れてはならない。いくらレカロなどの有名なシートでも運転席の座り方が良くないと意味がない。逆にノーマルシートで問題がないと感じるならそれはそれで良い。量産品はコストバランスを維持しながら最大公約数で作られているけど、ぴったりフィットすることもある。そうではない場合もある。若いときは根性や体力で乗りこなせても、それなりに加齢するとちょっとした差が大きく感じられることが多い。

Filed under: ひとりごと… — Hideki Kashiwa 4:00 PM
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