8月末のイーハトーブトライアル観戦トレイルツアー募集!

8月28日(土)29日(日)に、岩手県で開催されるイーハトーブトライアルは今回で34回目を数える世界最大のトライアルイベントです。このトライアルでもっとも上級のライダーが腕を競い合う「クラシック」という二日間にわたるクラスを観戦するツアーを正式に募集します。このツアーでガイド役を私、柏秀樹が務めさせていただきます。観戦ツアーに参加できるバイクは公道走行できる125ccから250ccまでのトライアル車かトレール車がひとつの目安となります。正式申し込みは以下のHPからエントリーして下さい。

http://www.sukaheru.net/~ihatove/

KRSの受講生でセローやXR230などをお持ちの方は当然、全員強制!というのは嘘ですが、さっそく「朝霧高原イーハトーブの森」などで練習して、岩手の素晴らしい山々と森の中を風の又三郎のように気持ち良く駆け抜けようではありませんか。特に「ここは是非とも見ていただきたい!」というところへはしっかりと、やさし〜くご案内しますので、ご安心下さい。関東近辺では見ることのできない素晴らしい景色とここに集まる素晴らしいライダーたちをご紹介して楽しい二日間を堪能していただきます。募集は20名まで。すでに数名が申し込み確定されています。嬉しいなあ。私の駄洒落が連発しても平常心でいられる人が条件、というのも嘘です。楽しむ気持ちさえあれば、ノープロブレム!

なお、岩手までは東京から約600キロありますので、私は27日(金)朝に出発予定です。

皆様の参加を心からお待ちしています。

Filed under: ひとりごと… — Hideki Kashiwa 8:01 PM

高速タンデム解禁日の忘れられない出来事

現在放映中のアクトオンTV(CB1100についての番組:なかなか好評です:なぜかというと私のしゃべりが抑え気味だったから、という説は本当です)の前身で年6回放映のバイクライフTVというバイク番組があった。で、その企画のひとつとして高速道路二人乗り解禁日に絡めた撮影を行ったのだが、事件はそこで起きた。

0時のタンデム解禁に合わせて前日夜11時に用賀マックへ。凄い数のバイクがすでに駐車場いっぱいに集まっているじゃありませんか。ちらりんと見渡す限り、その多くはHDのようだった。しばらくするとお巡りさんがクルクルと赤い回転灯を点けてご来場。2階に上がってくるなり年配のお巡りさんが「おまえか、ボスは?」と怖い顔でいきなり私に職務質問。署まで来い!という気合いの入り方。そんなあ。どっちかというと私は地味な顔だし(関係ないか)、HDライダーがやっている服装とはかなり違うし、でも、世間から見れば同じバイク乗り。爆音集団のボスに間違えられるなんて光栄、じゃなかった困惑。はっきり言ってビックリ!落ち着いて返答する私の態度で、冷静さを取り戻したお巡りさんが言うには、バリバリという空ぶかしの音がうるさくて近所から苦情が相当寄せられたらしい。

そりゃそうでしょう、改造マフラーのバリバリ音を放つバイクで深夜にたくさん集まれば、いくらそこが交通量のすごく多い用賀でも苦情がくるのは当然だわ。4気筒バイクのバリバリと違って排気量はあるし、排気圧力もある重低音改造マフラーの2気筒だから地震・地鳴りのように響くんだろうな。かなりバイク好きな私だって爆音はイヤだもん。

音量と音質を勘違いしてるのかな。大きな音がいい音と思いがち。アクセルワークがラフな人が多くて、余計に吹かすのがカッコイイなんて思っているのだろうか。ちなみに私が撮影のために使ったのはCB1300SF。もちろんド・ノーマルなんで、それこそ静粛性ナンバーワンのボスなんですけど。静かなバイクで、静かな運転で走ってもバイクはちゃんと楽しいけどなあ。まあ、バイクはどれも同じというのが世間の見方でしょうが。

その後、ライダーは0時ジャストに向けて用賀マックから料金所へゴー!これがまた五月蠅かったのナンノ。しかも、0時頃の用賀の料金所が全ゲート機能不全で渋滞(短時間だったけど街灯もゲートの照明もすべて消えて意外に怖かった!)。ボス尋問も料金所機能不全も人生初体験。しかも何台もの改造HDが料金所近辺で故障して立ち往生。高速道路タンデム解禁日の、忘れようにも忘れられない出来事だった。

Filed under: ひとりごと… — Hideki Kashiwa 11:18 AM

また行ってきましたイーハトーブの森

原稿を書いて仮眠してから朝霧高原イーハートーブの森へ。第3月曜だからもちろんお休みの日なんだけど、バックオフ誌の取材もあるし、草刈りもしてコースの拡大作業もするためだったが、なにせ天気は良くて富士山があまりにも綺麗で、その上ここのピザとカレーが旨いのなんの。ピザはサクサクの生地がまず食感最高!それにトッピングも味わい深い。カレーも辛さと旨みがバランスして最高。これでそれぞれワンコイン?ホント?いいの?って感じ。バイクに乗らない人でも、美しい富士山を眺めながら美味しい料理を頂くって最高です。

で、コースの拡大作業も少し進展。さらに奥深く入り込んでいけます。でも、ビギナーは安心して行けるように、より優しいルートの設定も視野に入れています。

昨日、バックオフの取材に来てくれた瀬戸編集長、多聞ちゃん、関野カメラマンも、このロケーションにえらく感動してくれました。多聞ちゃんは以前にパリダカでバイクもクルマも活躍している池町君にもライディングを習ったそうなので良い感じで走っています。で、そこに柏流の隠し味をちょっと加味。基礎となる味つけなので、あとはグングン上手くなるはず。ならない場合はアドバイスの歩留まりが悪いってことかな。関野さんが乗るポンコツのディグリーにもコメント。はっきりいってディグリーのエンジンフィールは最高。このエンジンを搭載したXR250があったら、私は買っていたでしょうね。というかXRのフレームにこのエンジンを搭載して富士SWのMXコースを走行し、昔のバックオフ誌にインプレ記事を掲載したことがあるんです。で、イーハトーブの森のオープンの時に来てくれたホンダのエンジニアが「その記事を読んだことがありますよ、で・・・・」その先のお話しはまたいつか。r0010347

Filed under: ひとりごと… — Hideki Kashiwa 11:21 AM

シートは大事!

シートといえばレカロをイメージする人も多いだろう。クルマ用やオフィス用としてあまりにも有名だ。しかし、いくらレカロが良くても、ちゃんとした座り方をしないとまったく機能しない。いつもKRSのライディングスクールで受講生に説明している仙骨を立てる乗り方:いわゆる尾てい骨がついてる骨を立てるだけ:これが大切!あらゆるスポーツに共通して必要な脊椎S字の基本姿勢でもあり、あらゆるジャンルの一流といわれる方の姿勢は例外がないと言っていいほど仙骨が立っている。だから美しくも見える。逆に猫背(私はC型と呼んでいる)では体に負担が掛かり、余計な筋肉を使うので疲れやすいし、感じ取る能力も低下する。猫背ではアルマーニを着ても美しく見えないし、貧相になるだけ。ユニクロだって仙骨を立てると価格の10倍20倍あるいはそれ以上の価値に見えるだろうし、むしろちゃんとした脊椎S字の姿勢なら内面から輝いてくることだろう。

脊椎S字:仙骨を立てるのは背中を伸ばす姿勢と混同しやすいが、背中を伸ばすことではない。背中を伸ばすには力が必要。脊椎S字には力がいらない。私が言うのは仙骨を立てるだけ。これで脊椎がS字になる。美しい姿勢になる。わかりやすく言えば骨盤を立てると考えても良い。要は真横から見て脊椎が美しいS字を描く姿勢になればよいだけ。実に簡単。難しく考える必要はない。猫背は百害あって、メリットはない、と言い切れる。

で、バイクではクルマのようなバックレストがないのでイメージが湧かないかもしれないけど、ちゃんと真横から見て脊椎がS字になるように上体を作ること。その上で肩、ヒジ、手首があらゆるステアリング角度やスロットル操作量でもバランス良くとれるか。できるだけシンメトリックな状態でステアリング操作できるか、ということになる。S字のフォームにすると余計な筋力も使わないし、体に掛かる負担が減る。そして前後左右のバランス感覚が繊細に働く。実はGPライダーのフォームもS字で仙骨を基点にして前傾しているのだ。猫背で走るGPライダーもSXライダーも存在しない。いるとすれば選手生命は短いか、良い結果は残らないだろう。

では何故、バックレストのないバイクのシートがそこに関係するか。正しい上体を作るためには可能な限りお尻が痛くなってはならないのだ。痛いと集中力が低下するだけではなく、体を前後左右にずらすことになりがちで、すると体のどこかに負担が掛かっている状態ではますます疲れやすくなるというわけだ。お尻は上体の重さがもろにのしかかってくるところ。ヘルメットや風圧そして振動が加わるし、デイパックを背負えばさらに負担が大きくなるし、オフロードならますます大きな上下の振動で負担が増加する。

尻が痛いのは血流が悪くなるため。だからシートの面積は大きい方がいい。きちんとした形状とクッション性で面積が大きければそれだけ重力が分散される。そうすると痛くなりにくい。オフ車はシート幅が狭いのでどうしても大きなハンデがある。あるからこそ余計に優れた素材と構成(プロファイルも含む)でカバーするしかないということになる。

私のセローには野口装美製のスペシャルシートがセットされている。いつも私は野口シートと呼んでいる。表皮はバックスキン:いわゆるアルカンターラ製だ。このアルカンターラのしっとりするタッチは最高にいい。これを一度知ってしまうともう元に戻れないほど。サイドはシャープなイメージとなるシルバーレザーとして、内部には秘密の素材を何層にもわけて組み込んでいる。秘密というのは嘘で、内部構造はお任せという意味だ。野口さんは研究熱心で常に作り込みを進化させているのでお任せになってしまうともいえる。単純に減衰特性が高いものを入れるのではない。何層ものクッション材の組合せ順序、それぞれの厚さ、形状、そして表皮の材質、形状も関係する。少なくともセローのノーマルシートでは私の身長では低く過ぎるので余計に尻にかかる荷重が大きくなる。低いシートではヒザの曲がり角も大きくてロングランほどきつい。しかも林道などサッと立ち上がるときも高めのシートの方が腰の上下移動幅が少なくて済むのでラクチン。こうした理由でノーマルよりもシート高は30ミリアップしている。新しいインジェクション・セローに乗り換えたので今度はシート高を40ミリアップしてみようと思っている。

野口シートにしてから、高速道路、ワインディングロード、市街地、林道、獣道などいろいろ走った。セロー以外では今乗ってるタイガーもそうだし、かつてのXR600R(これは4台ほど乗り換えた)でもそうだった。私の場合は、リヤシートに荷物を置くとかリヤキャリアに荷物を載せるのはあまり好きではない。オンロードだけなら別にそれでも我慢できるが、林道走行ならやはり背中が重くても荷物を背負うので尻が痛くならないわけではないが、野口シートで快適性が大幅にアップしたことは事実だ。私は4度のパリダカのほかさまざまなオフロードを経験してきたが、2週間あるいは3週間(南米ラリー1万6千キロ)におよぶ過酷な走行でますますその信頼性の重要性を実感した。シートの信頼性とは何か。へたりのことだ。これが少ないということ。パリダカでは一日に千キロという日だってある。たった一日でへたるわけではないが、コシがなくなるものがやはりあるのだ。するとどうにもならない。へたったシートだとちょっと乗るのさえ苦痛になる。へたると自在に動けない状態になることもあるのでさらに楽しくない。優れたシートの第一基本要件はだから耐久性なのだ。この要件を満たしてこそ良いシートともいえる。へたったシートに乗るとへたになる、という駄洒落を言っている場合である!?

ともあれ、マフラーやサスの交換もいいけれど、体に直接触れるパーツを大切にすることはもっとも大事だ。良いものを尻に敷くこそが優先順位の最上位に来るべき。一方で、ブランドという幻想に酔うことを別の言い方で「尻に敷かれる」ともいう!?正しい乗り方の基本を理解し、ものを正しく使わないと結局、ライディングがわかっているとは言えないし、進化しない。速いだけのライディングではなく、進化し続けられる上手いライディングとは、正しく座ることからスタートする。だからシートは大切なのだ。写真は山梨の瑞垣山を背景にした野口シート装備のセロー改ちゃん(実はXT250X改)09526e7919ee59ea3e382bbe383ade383bc

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桜吹雪のトレックツアー800キロ♪

4月の寒さのお陰?によって5月の連休ではいろいろなところで綺麗な桜や新緑を堪能することができた。1日から3日までは「人の駅かわうち」(いわきから約50km北)をベースに、トライアルごっこ、林道ツーリングのほかに蕎麦打ち体験、メチャ旨かった岩魚の造りに感動し、ゆったりのんびりの露天風呂温泉などなど盛りだくさんの経験をさせていただいた。温かく迎えてくださった村の方々、本当に有難う。

トータルで800kmぐらいの走行になったが、受講していただいたKRSの皆様もライテク向上だけではなく、楽しい仲間がまたまた増えたのならこれほど嬉しいことはありません。

豊かな自然の中をバイクで走るだけでも幸せ。そして淡いピンクの桜の葉がパラパラと舞う中を駆け抜けていくこの瞬間が、この場所が、そして共に走る仲間がとても愛おしく見えてくる。あ〜、やっぱりバイクって本当にいいね。

次回は紅葉の季節になるだろうか。あるいはそのちょっと前になるだろうか。オンロードバイクと家族連れのクルマでの参加も呼びかけてみたい。芋を掘って他の野菜と共に天ぷらにして、蕎麦を打って、仲間と談笑しながら美味しく頂く。そんな幸せなひとときをまた過ごしてみたい。暑い夏には暑い夏の大切なひとときを過ごし、そして秋は、秋の透き通った青空のもとで、またかわうちの皆さんに会える。そんなことを今思っている。

PS:そういえば人の駅かわうちに残っていたブランコで飛距離を競い合ったお二人さん、なんだかこの写真に写っている顔はどう見てもエビスさんですね。どっちが本物ですか?うーん、上手く飛べなかった方かな。201051e3818be3828fe38186e381a123

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