小さく回れて、おめでとう!

昨日の講習では予想以上にたくさんの受講生が受講してくれました。平日でも来てくれるなんて嬉しいし、有り難いです。私の誕生日だったので一部は義理チョコならぬ義理受講してくれたのかな?です。もちろん、私はそれ以上にたくさんのノウハウを持って帰っていただきたいと張り切りました。

で、受講生のひとりSさんが、その教習所で免許を取ったらしいのです。実は免許取得講習で3回転んだそうです。Uターンになるようなある特定の場所にさしかかるとかならずと言っていいほど転んだそうです。3回といっても通算ではなく、免許取得するまで1時間に最低3回転んだというから、延べ転倒回数は凄いことになります。昨日も講習が始まった最初はフラフラ危ない感じでしたが、わずかなアドバイスで徐々に安定性を増して視線もフォームもできてきました。KRS受講前では車庫からバイクを出す取りだけでも超緊張して、バタバタ転倒させてアオタンや擦り傷が絶えなかったというから、まさにこれぞ進化です。

講習後に行ったファミレスで「ズキズキしていた古傷が急に消え去ったスガスガしい気持ち!」と満面に笑みを浮かべておっしゃっていました。私よりも人生の先輩ですが、笑顔になってさらに若々しく素敵に見えちゃいます。

Filed under: ひとりごと… — Hideki Kashiwa 7:22 PM

気持ちを新たに。

いつも普通に空気を吸って、普通に生活して、この当たり前を普通に過ごす。でも、やっぱり毎日反省。今日は誕生日だから、新しい気持ちで、ひとつでも新しい習慣を始めようと思う。もちろん今日のスクールも少しでも新しい座学になるように、改良を加えて受講生の皆様にお伝えしたい。もっと受講生にわかりやすく、楽しく、役に立つ座学と実践講習を目指したい。この平日の暖かな一日を大好きなバイクで有意義に過ごしたいです。

Filed under: ひとりごと… — Hideki Kashiwa 6:44 AM

ケラケラ・ケセラセラ再発!

先日のFA&サーキットの時に、リヤシートに乗った受講生が思いがけずケラケラ笑い出して、それはそれで嬉しかったんだけど、今日もまたまた別の受講生が後ろの席でケラケラ笑いだしたんですよ。それもけっこう大きな声で。いえ、普段は実に大人しい方なんです。シャイなハンサムライダーというか。別にコーナリングしながら私が得意とする駄洒落を飛ばしていたわけでも、エンジンをぶち回して凄いスピードで飛ばしていたわけでもなく、気持ち良く走っただけなんです。もちろん私としては凄く嬉しいですよ。タンデムして笑ってもらえるなんて。

バイクライディングって、無茶な走り方をしなくても凄く楽しくて気持ちいいってことが、私の乗り方で伝わるなら、そして自分でもできるようになるというその可能性を感じ取っていただけるなら、これほど嬉しいことはありません。

1000の言葉よりも、ひとつのライディング。ライディングは言葉以上に饒舌ですね。そしてケラケラ笑ってくれる受講生のために、楽しくなる乗り方をこれからも笑顔とセットで伝授していきたい。安全安心で気持ち良く走る。たったそれだけのために、これからもケセラセラしながら、でもちゃんとケラケラ笑っていただける内容を目指します。

Filed under: ひとりごと… — Hideki Kashiwa 12:31 AM

素晴らしきバイクライフに乾杯!

今日はこれからバレンタイントレツー。スクーターに乗る女性ライダーがその中にいらっしゃる。何十年も乗っておられて、それでも苦手なことがたくさんあるので、という理由で講習時にはいつも懸命に練習されている。一気に上手くなろうという欲もいいけれど、坦々と練習を積み重ねて着実にレベルアップされている大人の行動が素敵だ。それよりも何よりも「乗っていて楽しい」という顔をされていて、こちらまで嬉しくなってしまう。実は他の受講生も、楽しみながらレベルアップされている。笑顔とセットでの練習がもっとも効果的というとっても大切なノウハウをきちんと理解し、実践されているのだろう。

人生にはいろいろあると思う。楽しいことばかりじゃない。どっちかというと辛いことの方が多い気さえする。だけど、マイナスのことを言ったりやったり、悪い記憶を消去しないでいるよりも、できるだけ笑顔を作ってでも、まずは楽しくできる人と楽しい時間を有意義に過ごす。自分でそんなことは選択できるのだし、それだったら努力もできる。そんな前へ向かう勇気がもっとも美しい。楽しさに向かって実践していることが素晴らしいと思う。たかがバイク、されどバイク。素晴らしいバイクライフに乾杯!

Filed under: ひとりごと… — Hideki Kashiwa 7:42 AM

欠陥自動車「照明」書?

大きな会社がちょっとトラブルを起こすと、まるで鬼の首を取ってきたかのようにマスコミは大騒ぎをする。もちろん欠陥の問題があってはならないが、完璧なんてないだろうし、なんだかすぐヒステリックになるのも、ね。

で、これよりももっと怖い事例を当局も我々も見過ごしている。たとえば自動車の夜間無点灯走行だ。これは以前からいろんなところで講演で話題に上げたり、ブログに書いてきたけれど、昨日のオフロード講習の帰りの、わずか2時間足らずの走行だったが、夜間の雨でやはり5台も無灯火走行のクルマを見かけた。怖いから、やっぱりまたまたここで書いちゃおうと思った次第。いつわれわれがその犠牲者・関係者になってしまうかわからない、というと大袈裟に思われるかもしれないが、実はそうではない。やっぱり当たり前だが「他人のクルマの無灯火走行は非常にリスキー」なことなのだ。

ではなぜ、クルマは無灯火で走ってしまうのか。理由は簡単。メーターの照明だ。昔ならバッテリーに負担をかけるから、という節約意識で暗くなっても点灯させないクルマがそれなりにいた。今は大半が異なる理由で無点灯なのだ。古いクルマはヘッドライトオンになったときだけメーターが照明される方式だった。運転者はメーターが暗くて情報が読めなくなって「そうか、ヘッドライトを点けていなかった」と気がつきやすい。だが、現在のクルマは走行可能状態であればメーターが常時照明する方式になっている。だから周囲が明るくても暗くても自分の車がヘッドライトを点けているかどうか、わからない事態に陥りやすい。

その背景にあるのは市街地では街灯が多くなって夜間でも明るく見通しが良いために無灯火でも走行できてしまう時代になったからだ。違法性以前の状況に陥ってしまうし、本人には悪意はまったくない。単純な過失だ。だがその過失が軽度で済まない可能性がある。周囲からよく見られる運転をしてこそ安全運転なのに、無灯火走行している本人は安全運転していると錯覚してしまうことになる。つまり、クルマの技術進化が人間の錯覚を多く・大きくしている典型的な例なのだ。

そして雨が降るともっと始末が悪い。雨が降るとヘッドライトの光が拡散して、ヘッドライトが路面を綺麗に照射しなくなって、ヘッドライトの点灯・無点灯をよりわかりにくくする。基本的に雨の日は日中でもヘッドライトをオンにするのが賢い走り方なのだが、夕方や夜の雨で無灯火の確率がより高くなるというわけだ。しかも黒っぽいクルマによる無灯火走行だと周囲からほとんど見えない事態になってしまう。黒いクルマに乗っている本人は何も気がつかないままだ。

オートライトシステムといって、暗くなると自動的にヘッドライトが点灯するという装備が出てきているが、それはオートライトのスイッチをそこにセットしていないと点灯しないシステム。やはり最終的には正常な判断力を持つドライバーの判断に依存することになる。だからこれも本質的な解決にならない。

ではバイクと同じようにクルマも常時点灯式とするのが良いか、というとそれはそれでヘッドライトのバルブやバッテリーに負担が掛かるし、CO2低減にも貢献できない。では現実的に事故発生抑止と必要最小限のCO2消費という枠の中で貢献できる具体的な方法は何か。これから生産されるクルマは「完全自動ヘッドライトシステム搭載」とすること。それは以下の条件を備えたものだ。「所定の暗さ」と「時速5Km/h以上になった場合」に強制的にヘッドライトオン、つまり「完全自動:フルオートライトシステム」というものだ。

青梅街道を夜8時頃、バイクで走っていて、後方確認をしてからウインカーを出して右へレーンチェンジしようとしたら、クラクションを鳴らされたことがある。右後方に無灯火のクルマがいたのだ。もしもこれで事故が起きていたら、そのクルマの運転者は「バイクがいきなり右に寄ってきた!」といってバイクが悪いとされるだろう。もしもライダーが命を落としたらそれですべて終わりだ。ドライバーは自分の無灯火走行を事故処理後も気がつかないまま、警察は「はい、それでおしまい」と処理する可能性だってある。たとえ運良く怪我や接触事故程度に終わっても「無灯火走行」だったことを「被害者」が証明するのは大変なことだ。

自動車を作る人、売る人、自動車の行政に関わる人、自動車に乗る人同士、自動車の周辺にいる子供や老人そして我々ライダー。誰だってこれが原因で加害者や被害者になる可能性がある。特に視力も判断力も低下している高齢者には前後左右あらゆる方向から「来ていることがよく見えるクルマ」は重要なはずだ。ハイブリッド自動車の回生制動エネルギーの制御をとやかくするのも大切だろうが、自動車の無灯火走行をなくすひとつの具体的な手だてなど実に簡単なことなのに、結局誰もやらない。

国土交通省管轄ASV3(第3次アドバンスド・セーフティ・ヴィークル)の発表時にも、その会社のエンジニアに、クルマの無灯火走行の危険性について提言し、改善を申し入れた。なぜなら真っ先に常時メーター照明を取り入れた会社だからだ。現状のオートライトシステムでは不十分だと。けれど、積極的に売っていくための商品性アップにつながらない、というのがクルマメーカーの本音なのかもしれない。現在の「オートライトシステム」程度でお茶を濁しているか、現状の交通に対する認識不足としか思えない。すでに装備上の法的な措置が欠かせない時期に来ているのに。聡明なはずの当局の方々やクルマのエンジニア達がそんなことに気がついていないはずがないとも思う。もちろん、フルオートライトシステムが全車導入となって、さらに人が機械に依存することになるだろうということは変わりがないけれど、中途半端な「オートライトシステム」の有無よりも、「全車フルオートライトシステム」完全導入の方がまだ功罪がはっきりできる、ともいえる。あのクルマは付いていて、こっちのクルマは付いていない。そんなことでは各ドライバーの「暗い」ことに関する恣意性(勝手な判断)が介在して、ある人は「無灯火でいい」、ある人は「点灯しなければならない」、ある人は「そのどちらにも気がつかない」ことになるからだ。これが本当の暗夜行路か?といえるかも。

とりあえず知り合うことができた人に、すぐそこにある危険を具体的にお伝えし、効果的な処方箋をお渡しして安全に楽しく走っていただくこと。それが非力な私なりの役割と思っている。

Filed under: ひとりごと… — Hideki Kashiwa 11:19 AM

2月7日のFAとサーキット走行の写真アップしました。

2月7日のFAとサーキット走行の写真がアップしましたので、見て必要なモノをダウンロードしてくださいね。

以下のところにアクセスしてください。

http://30d.jp/p-cactus/1

pwは当日にメモを配布しましたが、メンバーズサイトに書き込んでいます。

また走りましょうねッ!

Filed under: ひとりごと… — Hideki Kashiwa 9:17 PM

FA以前に日本の道は・・・

ミクシィのブログでも書いたことがあるんだけど、日本のガードレールは危険なんだよね。クルマのことを前提に作っているので転倒してスリップしたまま滑走するバイクはそのまま崖下に落ちたり、ガードレールを支えるポールに直撃して、軽い打撲で済むかもしれないのに酷い事態になったりするんだ。パリのセーヌ川沿いのアンダーパスで亡くなったダイアナ妃だって、真っ平らな壁なら斜めにぶつかることではじき返されていれば、ことはもっと軽度で済んだはずだ。トンネル内も柱やポールなどの突起物があってはどんなに凄く安全性の高いクルマやバイク装備でもどうにもならないのだ。ともあれ、スペインを代表とするラテン3国などはそれでもガードレールの安全性について具体的な対策を進行させている。特にスペインの進歩は素晴らしいし、スペインの雑誌「ソロモト」はいつもこの問題をきちんと取り上げ、衝撃吸収性の高いガードレールを採用したり、ポールそのものを露出しないように作ったり、ポールにクッション材をセットしたりなどの創意工夫がなされていることも報告し続けている。昨年のことだが、伊豆スカイラインで遭遇した事故ではライダーがガードレールのポールに直撃していた。救急車が到着するまでに40分もかかった。転倒するライダーが悪いという簡単な問題ではなく、ベストな道路・ガードレールを造ってこその行政である。単純にコストが、といわれるかもしれないが、事故が起きやすい場所などデータがあるのだから要所要所でもいいからベストなガードレールがどういうもので、どこにセットするのがベストなのか検証して欲しい。ライダーのことを考えたガードレールがどんどん増えて欲しい。国土交通省のなどがハイテクを追いかけるのもいいが、FAも日本の道もまずは基本に立ち返って考えておくべきことが多いと思う。e382ace383bce38389e383ace383bce383aba45e382ace383bce38389e383ace383bce383ab070

Filed under: ひとりごと… — Hideki Kashiwa 8:30 PM

かっしーの名でミクシィのブログで書いたFAのこと。

昨日はKRSというライディングスクールの一環としてやっているFAを開催した。
FAとはファースト・エイドのことだ。日本のFAはとても遅れていて、傷病者が助かる確率が先進国の中でも低いといわれている。クルマにはアクティブセーフティと呼ばれるぶつからないための技術:1次安全があり、ぶつかった後の安全確保となるパッシブセーフティと呼ぶ2次安全がある。この2つは機械技術として凄く進化しているので実際に死亡者数低減に貢献している。なのに事故発生件数は減っていない。1次・2次安全技術の進化の分だけ、人は機械進化に依存し、自分の注意力低下や技術力低下を認識しなくなっていくのかもしれない。もちろん1次と2次の安全技術だけでは不十分で、事故発生直後の当事者や周辺の人がどのようにアクションするか、という2次災害防止のための危険回避行動や傷病者を救済するトレーニングが欠かせない。これを3次安全と考える。現場の対策を機械がやってくれるわけではないから、やはり最後は人間が登場すると言うことだ。その一つとして非常に重要なFAがあると考えたい。
で、このFA学習による効用は、実のところ0次安全に大きく貢献すると考える。0次安全は、1次や2次さえあれば「大丈夫!」というとんでもない錯覚を生まないための必須概念だ。
0次安全は、FAのトレーニングを受けることで人の命の重さをより強く実感し、そしていざという時の実行力を習得し、これによって「自分がなすべき運転」はという「走り出す前」の安全意識や合理的な危険回避行動がとれるようになることを意味する。たとえば危険のありかを早く認識する:つまりいち早く危険な場所やタイミングを避ける、といった正しく高度な安全運転につながる。そのためのトレーニングや意識化が効率よく行われるようになる。法を守るだけでは安全は確保できない、というリアルワールドを知って具体的に危険回避のための行動を実行することで真の安全運転となる。
いくら頭でわかっていても、現場に遭遇するとパニックになって何もできない、ということがよくある。人とはそういうモノだ。火事の防火訓練を受けてこそ、本当に冷静な消火活動に入るという勇気が生まれる。紙に書かれた消火方法を読んで、簡単に防火ができるはずがない。AEDがあるからFAを習う必要はない、という怖い考えになったらもっと危険。AEDでも注意すべきことはたくさんあるのだし、完璧ではないのだから。
体を使った訓練を受け、まずは、一呼吸置いてからあえてゆっくり正確に作業を進める。ベストな作業を望んでこそ、最善の結果が得られると信じたい。
だから、本来はFA講習を受けてからきちんとライディングテクニックを習得することが大切と思う。でも、バイクに乗りたい人がいるから乗せる技術・スピードを出す技術をまず教えてしまうのが現状で、本当の怖さをその時に教えていないから、スピードの魔力に取り憑かれてしまう。一方で制限速度を守る、ルールを守るから安全という誤解を持ってしまう人もいる。制限速度内でもシュアな操縦・深い読みができなければ安全にはけっしてならない。落とすべきところで落とし、流れに乗るところでは乗るという本質を知らないままに走り続けていることが多い。
わかっているつもりの安全は危険。できるつもりのFAはすぐに風化する。私が思うライディングスクールはテクニック習得が目的ではなく、「いつまでも安全に楽しく走り続ける」ためにある。テクニック習得は、幸せになるための一手段でしかない。大好きなバイクやクルマで加害者にも被害者にもなりたくないし、いざというときは誰かをFAで助けてあげられたらと思う。自分が事故の当事者になったときにきっとそう思うからだ。家族がもしもの時に何もできなかったら・・・あまりにも辛いだろう。でも、ストイックに、ナーバスに考える必要はないとも思う。FAは普段の生活の1つとして気軽に接するつもりでお墓に入るまで、1年に1回だけでいいから習っておきたい。そんな風に思った。ちなみに、アメリカは4歳からティーンエイジャーになる12歳までがもっとも重要な時期としてFA講習を効果的に実行している。

Filed under: ひとりごと… — Hideki Kashiwa 1:00 PM

タイヤに頼ってリタイヤか?

MX用とか特殊タイヤに頼らないで基礎練習を

MX用とか特殊タイヤに頼らないで基礎練習を!

ハイグリップタイヤもいいけれど、基本はやっぱりノーマルタイヤ。これはオンでもオフでも同じ。たとえば上の写真は自衛隊員の練習風景なんだけど、タイヤをよく見るとまったくのノーマルなんだよね。マフラーもだけど。モトクロス用タイヤをセットすれば富士山の火山灰はラクラクと走れるだろうけど、有事の時に特殊タイヤやモトクロスタイヤが供給切れで隊員が「はしれましぇ〜ん。タイヤがダメでリタイヤよ〜」なんて弱音を吐くわけにはいかないでしょう。皆さん、国民の税金で練習しているわけだし。やっぱり普通のタイヤで、いつでもどこでもスイスイというのがお仕事ですし、この世の基本なのですよ。ということで実はこの向こうにうっすら見える富士山の反対側でも、ノーマルかトライアルタイヤの車両のみが対象のコースで、この春以降はお待ちしています。アンデス4000メートルでも、アフリカの砂漠でも、ツルツルタイヤの地元ライダーがスイスイ。負けるな日本人!?

Filed under: ひとりごと… — Hideki Kashiwa 11:55 PM
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